本日は、私が大切にしている言葉のひとつを
紹介させて頂きます。
「和して同ぜず」これは、論語では
「 君子和して同ぜず、小人は同して和せず」
となります。
君子は、人と仲良くすることができるが
何でもいい加減に人に賛成してしまうわけ
ではない。
小人は、何でもいい加減に賛成してしまう
ことがあっても、人と本当に仲良く理解し
あうことはできない。
と言うことを言っています。
今、マスコミで賑やかしている日本相撲協会
の八角理事長の部下である 陣幕親方が
昨年の暮れ、親方衆が集まった年寄総会で
貴乃花親方の不利になる人事案に対して
「 反対だ!」と声を張り上げたそうです。
もともと、貴乃花親方の敵方の中心に
いるべき立場の陣幕親方なのですが、
保身を考えない行動は、久しぶりに
清々しいマスコミ報道でした。
表面的に仲良くすることよりも、
ざっくばらんに話し合える組織が理想
です。
( 社) 静岡県古民家再生協会は、そんな
組織を心がけて、日本の伝統的建物である
古民家を活用することにより、後世へ
伝える活動をしていきたいと思っています。