昭和25年の建築基準法制定以前に
建てられた古民家は、伝統構法の建物で
現在の木造軸組構法の住まいとは
違う構法となります。
現在の木造軸組構法の建物は、
建物を固めて地震の揺れに耐える考え方
古民家などの伝統構法の建物は、
地震の揺れを逃すことで地震から住まいを
守ろうとする考え方になります。
故に、耐震診断や耐震性能が不足の場合の
補強方法が違ってきて当然になります。
私たちは、
「時刻歴応答解析」と言う
現在の超高層ビルの耐震の考え方と同じ
考え方の診断方法をおこなっています。
ご紹介しました。
静岡県は、地震に対して長い間様々な
対策を行ってきています。
既存住宅の耐震率は80パーセントとも
言われます。
今、違った観点から古民家活用をする
意義が注目されていますが、古民家の
正しい耐震や耐久性の対策は非常に
重要であると同時に私たちの使命だと
考えて活動を行なっています。
古民家鑑定でも行っている床下の検査を
更に詳細でかつ、見える化しているのが
床下インスペクションです。
を確認していたようですが、現代においては
定期的に床下を確認している住まいはほとんど
ないと思います。
有害な薬剤を散布するだけで終わって
しまっていて、特に 古民家のオーナーさん
は、自分たちの住まいの床下を見るとこが
無いはずです。
ロボットのカメラで床下を確認することで
お客様は安心して頂いています。
古民家に限らず 特に木造の住まいは
床下が健康であることがとても大切に
なります。検査で不良な箇所があれば
是正していかなくてはなりません。